2011年4月7日木曜日

4月7日(木) 小松菜・キュウリ受難

今日はリーフレタスとジャガイモ(自家用)の定植を行いました。ジャガイモは3月半ばが定植の適期ですが、またもや遅れてしまいました。

今週から小松菜の出荷が始まりました。2月の上旬にハウス内に播種したもので無事に育ってくれたと思っていました。
が、いざ収穫が始まってみるとアブラムシと芯を食べる変な虫が。7割程度出荷できません。

アブラムシ これは被害の軽い方です
葉にびっしり付いてるのは気持ち悪いので
載せませんでした



ぬくぬくと育った変な虫

夏野菜の種まきはミニトマト、ナス、ピーマンを終え、先日キュウリを播きました。去年やったとおりに行い、なんの問題もない・・はずでしたが、次の日見ると、播いたところに穴が。
?空気が抜けたのかなと思っていましたが、そのまた次の日原因がはっきりしました。
ねずみです。

食べ散らかされたキュウリの種

ネズミのえさ場と化した育苗箱です
無駄なく穴を掘ってます。見事。

キュウリの種は350粒入り一袋が約5,000円です。ほぼ全滅したので、買い直しです。もっと他に食べるのあるだろうに・・

新年度明けたのになかなか幸先悪いですね。

明日は水菜の定植、ミニトマトの鉢上げ作業を行う予定です。

2011年4月4日月曜日

4月3日(日) 農業始めて一年経ちました あと、放射能について

こちらに来て一年が過ぎました。

長かったような、あっという間だったような。
一年目の反省点を活かしながら良い一年にしたいと思っています。

今日の作業は大根とキュウリの種播きでした。

ジャガイモも植えようと思いましたが、畝作りが上手にできなくて明日以降に持ち越しです。
(ジャガイモのみ就農後に作付する畑に定植するため、畝の作り方とかを同じ集落の方にチェックされるかもしれません。適当にやってると「あいつには畑を貸せん」てなりそうで・・・ 気にし過ぎかな)


ブログを更新してない期間に大震災と放射性物質による汚染の問題がありました。
被災地の方には心よりお見舞い申し上げます。

わが家も停電・断水はあったものの幸い家族、野菜ともに被害は無く
震災前の生活を取り戻しつつあります。

放射性物質による汚染については、
今育てている、もしくは今後育てる野菜が摂食者の健康を損う恐れがある問題と
茨城産の野菜に対する風評被害の問題が生じました。

幸い今のところほうれん草、かき菜等を除いて基準値を超えるものは無いようです。
現在、畑にこれらは有りませんので、とりあえず安心です。

ところが、有機農業を選んだ理由として、
農薬による悪影響を減らしたいということもあるため、
放射性物質の値が基準値以下だからと言って出荷して良いのかというジレンマが生じてしまいます。

だけど、正直言って今畑にあるものを全て廃棄するほどの余裕なんてないんです。
各種放射性物質の測定検査の結果を心の支えに出荷・生産を粛々と続けます。

風評被害についてはやむを得ないと思っています。
消費者の皆さんのご判断に任せるしかありません。

ただ、人のうわさも75日です。
私自身としても実際75日くらいたてば騒動も治まるのではないかと多少楽観的に構えています。

一農家(研修生の身ですが)として出来ることは、騒動に負けずにいつも通り野菜を作り育てることだと考えています。