研修終了後に耕作する畑について、S先生の知り合いの方から、ウチの畑なら空いてるよという話を頂きましたので、本日現地に行ってきました。
その方曰く、日照時間が短く(西側に山があり、日の入りが早い)、傾斜地で、かつ、畑1枚の面積も2~4反程度とそんなに広くないので、あまりオススメとはいえないとのことでした。
私なりの畑を借りるときの目安として、
・家から近い
・傾斜が無くフラット
・水はけが良い
・土壌の状態が良い(これはぱっと見て分かるほどのレベルに達してません。団粒が発達している、土の匂いがする、ごつごつしてないといった点を見るようにしてます。生えている雑草の種類や土の色など、他に判断の手助けとなる点はあると思いますので、これから勉強です)
と言った栽培の基本に関することや
・畑を使う上で制約条件が少ない(例:鶏糞を使ってはならない、ジャガイモを育ててはならない など)
・有機栽培をしていて白い目で見られない
・景色が良い
といった気持ちよく農業できるための条件、
あと、最も重要なこととして
・経営拡大の可能性を有する(周りに借りられそうな畑がある)
と言ったことを総合的に判断して借りる畑を決めるつもりです。
今日拝見した畑は言われる通り傾斜や日照時間は良くないですが、他の条件はおおむね良好でした。
研修終了後の畑についてはJAの方や、集落内の方からちょいちょい話を頂いており、ありがたいことに選択肢がある状態です。今後の経営をイメージしながらお借りするところを熟慮します。
それにしても、借りるかも知れない畑を見たりすると、いよいよ農業を始めるんだと現実味がグッと増しますね。
2010年10月22日金曜日
10月21日(木) 勉強会
午後から茨城県の農業普及センターが主催する、新規就農者のための農業講座に出席しました。
内容は施肥に関するもので、施肥方法、肥料を効かせる時期、施肥量等について勉強してまいりました。
今育てているものを見ると、畑の状態によって育ち方に差が生じており、これなどは今日勉強した通り、窒素などの栄養分の量や肥料を与えた時期、土壌の保湿性などが影響しているんだろうと思います。
特にコマツナなどの軟弱野菜は生育初期から十分な養分が必要とのことで、有機肥料を使う場合は早めの施肥が大切になると思われます。コマツナを育てている畑は早めに肥料を施用したところもあれば、播種直前に施用したところもあります。確かに播種直前に施用したところは成長が遅いような・・。
今後も注視していきながら、来年以降に活かしていきたいところです。
内容は施肥に関するもので、施肥方法、肥料を効かせる時期、施肥量等について勉強してまいりました。
今育てているものを見ると、畑の状態によって育ち方に差が生じており、これなどは今日勉強した通り、窒素などの栄養分の量や肥料を与えた時期、土壌の保湿性などが影響しているんだろうと思います。
特にコマツナなどの軟弱野菜は生育初期から十分な養分が必要とのことで、有機肥料を使う場合は早めの施肥が大切になると思われます。コマツナを育てている畑は早めに肥料を施用したところもあれば、播種直前に施用したところもあります。確かに播種直前に施用したところは成長が遅いような・・。
今後も注視していきながら、来年以降に活かしていきたいところです。
2010年10月20日水曜日
10月20日(水) 草刈りなど
今はコマツナ、ホウレンソウを中1日のペースで播種しており、播種しない日は草刈りなど畑の管理作業を行ってます。
(なお、午前中はナス、ピーマン、インゲンマメの収穫出荷作業です。ちょこっとですが。)
秋の雑草は背が大きくなる前にさっさと種をつけてしまうため、早めの除草が大切だとS先生から教えてもらいました。雑草対策を甘く見ると大変なことになるのは夏場に経験したので、こまめに除草作業を行うつもりです。
と言いながら、忙しくなると後回しになるんですよね。除草って。いや、でもこれからは。
(なお、午前中はナス、ピーマン、インゲンマメの収穫出荷作業です。ちょこっとですが。)
秋の雑草は背が大きくなる前にさっさと種をつけてしまうため、早めの除草が大切だとS先生から教えてもらいました。雑草対策を甘く見ると大変なことになるのは夏場に経験したので、こまめに除草作業を行うつもりです。
と言いながら、忙しくなると後回しになるんですよね。除草って。いや、でもこれからは。
10月19日(火) コマツナ、ホウレンソウ播種
最近朝が急に寒くなってきました。もう起きるのが億劫になったりしてます。
南国育ちで、低血圧で、低体温なので、八郷の厳しいと言われる冬を乗り切れるか不安で仕方ありません。
コマツナ、ホウレンソウの播種作業を粛々と行いました。コマツナは50m×6条、ホウレンソウは80m×24条です。
コマツナはあと5,6回播種すれば今年度分は終了です。ホウレンソウはあと1回播いて露地分は終わりにする予定です。
来週中に終わるかな?
南国育ちで、低血圧で、低体温なので、八郷の厳しいと言われる冬を乗り切れるか不安で仕方ありません。
コマツナ、ホウレンソウの播種作業を粛々と行いました。コマツナは50m×6条、ホウレンソウは80m×24条です。
コマツナはあと5,6回播種すれば今年度分は終了です。ホウレンソウはあと1回播いて露地分は終わりにする予定です。
来週中に終わるかな?
10月18日(月) ナス、ピーマンちょこっと復活
ナスとピーマンは9月の上旬にヨトウムシによって穴だらけにされ、出荷も出来なくなったため、伐採する予定でした。が、もしかして復活するかもと甘い希望を捨て切れず、なんとなく畑に残していました。
最近ちょいちょい元気な実がなってるなと思い、真面目に収穫してみたら結構な量になり、市場に出荷することができました。出荷するのは1ヵ月以上ぶりです。
9月から出荷も出来ずいじけた日々を送っていましたが、何かを出荷できると気合も入ります。
来週からは秋野菜も出荷できそうだし、頑張らんといけませんね。
最近ちょいちょい元気な実がなってるなと思い、真面目に収穫してみたら結構な量になり、市場に出荷することができました。出荷するのは1ヵ月以上ぶりです。
9月から出荷も出来ずいじけた日々を送っていましたが、何かを出荷できると気合も入ります。
来週からは秋野菜も出荷できそうだし、頑張らんといけませんね。
2010年10月18日月曜日
10月前半の出来事
久しぶりの更新となってしまいました。
10月に入ってここまで、秋作が次々と虫達にやられていますが、
なんとか元気にやっとります。
以下、ダイジェストです。
10月1日(金) ぼかし肥作成
秋冬作に必要なぼかし肥を作成しました。米ぬか、菜種粕などを合計1ton程度使用してます。S先生も手伝いに来てもらい、申し訳なかったです。
10月2日(土) カブ、ミズナ、コマツナ播種
それぞれ50m×6条播種しました。カブ、ミズナはこれが今年最後の播種となります。これからはコマツナとホウレンソウをしばらく播種します。
10月3日(日) 豚糞施肥
近くの養豚業者さんから完熟豚糞を購入し、ホウレンソウを播種するところに施肥しました。
豚糞は高温処理して作成したもので、臭いも無くサラサラなのですが、果たしてこれを完熟と考えて良いのか、疑問が残ります。ただの乾燥豚糞?
10月4日(月) ハウス内草刈り、ダイコン間引き
ハウスの中はホウレンソウを作付けする予定です。雑草が生い茂っているので、しばらく草刈りをする必要があります。
10月5日(火) コマツナ、ホウレンソウ播種
それぞれ50m×6条播種しました。ホウレンソウは虫もつかないということで、虫除けネットをしません。種をまいたら次の作業がいきなり収穫です。(したがって育てるのは楽なんですが、収穫、袋詰めが大変らしいです)
10月6日(水) リーフレタス定植
リーフレタスもこれが最後の定植です。苗の段階で、かなり虫に食べられたため、当初の予定よりかなり数が減ってしまいました。(予定の6割程度です)苗に虫除けネットを掛けてなかったのが原因です。来年こそは。
10月7日(木) お手伝い、圃場チェック
S先生のお手伝いで、作業はコマツナの播種・ネット掛けでした。ネット掛けはスピードが全然違い、私の半分以下の時間で終了しました。テクニックを教えてもらったので、ただ今実践中です。
お手伝いのあと、私の圃場で秋冬作のチェックを行ってもらいました。
キスジノミハムシの被害が大きいため、最初に播種したコマツナは破棄したほうがよい。
ダイコンシンクイの被害が大きいため、最初に播種したダイコンは破棄したほうがよい。
とのこと。正確に言うと破棄ではなく、ホウレンソウにチェンジです。
こんなに虫害がひどいのはあまり記憶にないとのこと。夏から秋にかけての高温少雨、圃場に虫がそもそも多い、などの理由が考えられますが、いまさらどうしょうもありません。来年こそは。
10月8日(金) ダイコン、コマツナ破棄、ホウレンソウ、コマツナ播種
先日のアドバイスを受けて、ダイコンとコマツナをトラクターで踏みつぶしました。コマツナはあと少しで出荷できる状態だったため、やっぱりショックです。
10月9日(土) ぼかし肥施用
10月1日に作成したぼかし肥を畑に施用しました。途中で雨が降り出したので中断し、午後から、東京のサラリーマン時代に勤めていた会社に遊びに行きました。みなさんお元気そうで何よりでした。またお金と時間があれば伺います。
10月10日(日) ハウス内草刈り
雨が続くため、ハウスの中の草刈りを行いました。
10月11日(月) ぼかし肥施用、ホウレンソウ、コマツナ播種
先日中断していた、ぼかし肥料の施用を行いました。また、ホウレンソウとコマツナは50m×6条播種しました。
10月12日(火) ハウス内施肥
ハウス内にホウレンソウを栽培するため、ぼかし肥とカキ殻を施用しました。
10月13日(水) 若手農業者の集い
八郷地区の若手農業者の会合(といっても飲み会ですが)がありました。なんでも今後青年部会を立ち上げて、活動していくとのこと。有機農業だけでなく、慣行や果樹をされている若手農業者もおり、非常に面白い集いでした。今後も続いていけば良いなと思います。
10月14日(木) お手伝い(ホウレンソウ播種)
S先生のお手伝いでした。内容はハウス内の片付けやホウレンソウの播種など。お手伝いといっても1時間以上は雑談(?)や農業にかかわることなどを話してます。実はこういう時間が有りがたかったりします。
10月15日(金) コマツナ、ホウレンソウ播種
コマツナを50m×6条、ホウレンソウを50m×30条程度播種しました。ホウレンソウは今が播種の最適期と言うことで、しばらく思いっきり播種します。
10月16日(土) 保育園の運動会
見に行ってきました。まあ、元気でした。
10月17日(日) コマツナ、ホウレンソウ播種
コマツナ50m×6条、ホウレンソウ50m×24条播種しました。
まだ出荷が始まらず、全く予定通りにいってません。
忙しかった頃が懐かしいです。
10月に入ってここまで、秋作が次々と虫達にやられていますが、
なんとか元気にやっとります。
以下、ダイジェストです。
10月1日(金) ぼかし肥作成
秋冬作に必要なぼかし肥を作成しました。米ぬか、菜種粕などを合計1ton程度使用してます。S先生も手伝いに来てもらい、申し訳なかったです。
10月2日(土) カブ、ミズナ、コマツナ播種
それぞれ50m×6条播種しました。カブ、ミズナはこれが今年最後の播種となります。これからはコマツナとホウレンソウをしばらく播種します。
10月3日(日) 豚糞施肥
近くの養豚業者さんから完熟豚糞を購入し、ホウレンソウを播種するところに施肥しました。
豚糞は高温処理して作成したもので、臭いも無くサラサラなのですが、果たしてこれを完熟と考えて良いのか、疑問が残ります。ただの乾燥豚糞?
10月4日(月) ハウス内草刈り、ダイコン間引き
ハウスの中はホウレンソウを作付けする予定です。雑草が生い茂っているので、しばらく草刈りをする必要があります。
10月5日(火) コマツナ、ホウレンソウ播種
それぞれ50m×6条播種しました。ホウレンソウは虫もつかないということで、虫除けネットをしません。種をまいたら次の作業がいきなり収穫です。(したがって育てるのは楽なんですが、収穫、袋詰めが大変らしいです)
10月6日(水) リーフレタス定植
リーフレタスもこれが最後の定植です。苗の段階で、かなり虫に食べられたため、当初の予定よりかなり数が減ってしまいました。(予定の6割程度です)苗に虫除けネットを掛けてなかったのが原因です。来年こそは。
10月7日(木) お手伝い、圃場チェック
S先生のお手伝いで、作業はコマツナの播種・ネット掛けでした。ネット掛けはスピードが全然違い、私の半分以下の時間で終了しました。テクニックを教えてもらったので、ただ今実践中です。
お手伝いのあと、私の圃場で秋冬作のチェックを行ってもらいました。
キスジノミハムシの被害が大きいため、最初に播種したコマツナは破棄したほうがよい。
ダイコンシンクイの被害が大きいため、最初に播種したダイコンは破棄したほうがよい。
とのこと。正確に言うと破棄ではなく、ホウレンソウにチェンジです。
こんなに虫害がひどいのはあまり記憶にないとのこと。夏から秋にかけての高温少雨、圃場に虫がそもそも多い、などの理由が考えられますが、いまさらどうしょうもありません。来年こそは。
10月8日(金) ダイコン、コマツナ破棄、ホウレンソウ、コマツナ播種
先日のアドバイスを受けて、ダイコンとコマツナをトラクターで踏みつぶしました。コマツナはあと少しで出荷できる状態だったため、やっぱりショックです。
10月9日(土) ぼかし肥施用
10月1日に作成したぼかし肥を畑に施用しました。途中で雨が降り出したので中断し、午後から、東京のサラリーマン時代に勤めていた会社に遊びに行きました。みなさんお元気そうで何よりでした。またお金と時間があれば伺います。
10月10日(日) ハウス内草刈り
雨が続くため、ハウスの中の草刈りを行いました。
10月11日(月) ぼかし肥施用、ホウレンソウ、コマツナ播種
先日中断していた、ぼかし肥料の施用を行いました。また、ホウレンソウとコマツナは50m×6条播種しました。
10月12日(火) ハウス内施肥
ハウス内にホウレンソウを栽培するため、ぼかし肥とカキ殻を施用しました。
10月13日(水) 若手農業者の集い
八郷地区の若手農業者の会合(といっても飲み会ですが)がありました。なんでも今後青年部会を立ち上げて、活動していくとのこと。有機農業だけでなく、慣行や果樹をされている若手農業者もおり、非常に面白い集いでした。今後も続いていけば良いなと思います。
10月14日(木) お手伝い(ホウレンソウ播種)
S先生のお手伝いでした。内容はハウス内の片付けやホウレンソウの播種など。お手伝いといっても1時間以上は雑談(?)や農業にかかわることなどを話してます。実はこういう時間が有りがたかったりします。
10月15日(金) コマツナ、ホウレンソウ播種
コマツナを50m×6条、ホウレンソウを50m×30条程度播種しました。ホウレンソウは今が播種の最適期と言うことで、しばらく思いっきり播種します。
10月16日(土) 保育園の運動会
見に行ってきました。まあ、元気でした。
10月17日(日) コマツナ、ホウレンソウ播種
コマツナ50m×6条、ホウレンソウ50m×24条播種しました。
まだ出荷が始まらず、全く予定通りにいってません。
忙しかった頃が懐かしいです。
2010年10月4日月曜日
9月30日(木) ホウレンソウの育て方聞き取り
ホウレンソウをたくさん栽培されている有機農家さんに、育て方を伺ってきました。
播種日と収穫期間、品種のデータを長期間に渡りデータベースで管理しており、それらを見せてもらいながら、貴重なアドバイスを貰うことができました。
ちなみにデータベースはアクセスを使って有機認証用の書類まで作成できるようにプログラムを組んでおり、驚きでした。
ホウレンソウは他の作物と比較して土地により出来が左右され易く、場合によってはほとんど収穫出来ないこともあるとのことです。今使っている研修農場では今まで良く出来た試しが無いと聞いています。ただ、十数年有機農業を続けており、土は肥えていると思いますので、そろそろホウレンソウの豊作の時期を迎えても良いのではと甘い期待を抱いています。
播種日と収穫期間、品種のデータを長期間に渡りデータベースで管理しており、それらを見せてもらいながら、貴重なアドバイスを貰うことができました。
ちなみにデータベースはアクセスを使って有機認証用の書類まで作成できるようにプログラムを組んでおり、驚きでした。
ホウレンソウは他の作物と比較して土地により出来が左右され易く、場合によってはほとんど収穫出来ないこともあるとのことです。今使っている研修農場では今まで良く出来た試しが無いと聞いています。ただ、十数年有機農業を続けており、土は肥えていると思いますので、そろそろホウレンソウの豊作の時期を迎えても良いのではと甘い期待を抱いています。
9月29日(水) カブ、コマツナ、ミズナ播種
カブ、コマツナ、ミズナの4回目の播種を行いました。雨や体調不良で播種できず、間隔が空いてしまいました。
今の時期は中3日で播種すると、収穫を1週間程度ずらすことが出来るらしくて、あまり間隔を空けてしまうと、収穫出来ない期間が長くなってしまうとのこと。
秋雨が続くので、晴れの日を有効に使って播種する必要があります。
今の時期は中3日で播種すると、収穫を1週間程度ずらすことが出来るらしくて、あまり間隔を空けてしまうと、収穫出来ない期間が長くなってしまうとのこと。
秋雨が続くので、晴れの日を有効に使って播種する必要があります。
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