2011年9月19日月曜日

9月19日(月) 夏の終わり

午前中は暑かったのですが、午後から涼しくなり、夕方からは肌寒いくらいに。
明日の予想最高気温は24℃と一気に寒くなるみたいです。

これを境に涼しくなっていくみたいで、夏も終わりですね。
今年はジクザク猛暑とか言われているようで、夏野菜にとって厳しい夏でした。

・・・どうも気象の変化がドラスティックになっている気がします。
来年以降もこんな感じなんだろうから、ただでさえ農業初心者の自分なんかが安定した収入(確実に見込める収入)を得ることは、難しくなって行くんじゃないかと思います。アクシデントが生じたときの対応力を磨かなければ生きて行くのは厳しそうですね。

まだナス、オクラは収穫出来てますが、もう終わりかな。

明日は雨が降らなければ小松菜の播種、カブのマルチ張り、雨が降れば人参の間引きを行う予定です。

2011年9月14日水曜日

9月14日(水) やっぱり小松菜の播種

暑いですね。残暑のくせに・・・

先日大根の種をまいたところ、思いのほか虫に食べられてませんでした。

昨年は9月に播種した小松菜やカブがほとんど虫に食べられて出荷できず、
今年は10月に入ってから播種する計画でした。

しかし、大根の様子をみてるともしかしたらいけるかも?との思いに駆られ、つい種まきしてしまいました。

ちなみに大根、小松菜、カブの作付け予定地は、春にえん麦を作付けており、
これが虫(キスジノミハムシ)に対して忌避効果を発揮すると言われています。もしかしたら効いたのかな。

また、最近サラリーマン時代の後輩がちょいちょい助っ人に来てくれます。今日もばりばり嫁さんと袋詰めやリーフレタスの種まき、人参の雑草取りをやってくれました。良い後輩をもったもんだ。

明日からは研修終了後に借りる畑の草刈りやハウスの建設などをやる予定です。涼しくならんかな。

2011年9月7日水曜日

9月7日(水) ハウス資材搬入

近所の先輩農家さんから使わないビニルハウスの資材を貰いました。

ビニルハウスは幅4間(7.2m)のもので、支柱が19セットです。
もし支柱を50cmで建てたら、長さは9.5m分になります。

先輩農家さんには搬入を手伝っていただき、とてもありがたかったです。

今回頂いたビニルハウスの資材を使って、物置&機械置き場ハウスとボカシ作り用ハウスを建てる予定です。建て方、ちょろっと教えてもらったけど、できるんかな。

来年4月の独立に向け、わが家では9月、10月はその準備を進める期間です。(11月からは秋作の出荷を頑張らないといけません)

ビニルハウスはあと育苗用を建てたいし、研修農場に置いている資材を引っ越さないといけないし、野菜の袋詰めスペースどうすんだ とか、 

夏が終わりそうだからって、気を抜いている場合じゃないですね。

2011年9月2日金曜日

9月2日(金) 夏作を振り返る

5カ月ぶりの更新・・・

まだナスとピーマン、オクラは畑に居ますが、収穫も落ち着いてきたので夏作を振り返ってみようと思います。
備忘録も兼ねてます。読みにくいかもしれません。すんません。

人参(6月中旬~7月中旬出荷)
震災後の原発騒ぎの中、心折れそうになりながらも粛々と種をまきました。
そのため、春~初夏にかけて出荷した品目の中でもっとも思い入れのあるものでした。
しかし、結果は予定していた分の5割程度の出荷にとどまりました。

考えられる原因は3点です。
1.播種時期が遅れた
 当地域では3月の彼岸までの播種が最適のようです。3月中には播種を終えたのですが、彼岸を超えて播種したものは大きくなる前に夏を迎えてしまいました。(温度が高くなると成長しません)

2.肥料不足
 窒素で15kg/10a程度施肥していましたが、いかんせん太りませんでした。マグネシウムなどの微量要素も足りなかったのかなと思います。これは今後勉強ですね。

3.センチュウの発生
 根の先端部分が細かく分岐しているニンジンが大量発生しました。ネグサレセンチュウの仕業と思われます。緑肥で退治?

春先人参の葉が風に揺られている景色は心を癒してくれます。今年は失敗でしたが、来年以降も頑張りたいですね。

キュウリ(6月中旬~8月上旬出荷)
昨年の失敗を改善しながらの栽培でした。ちなみに、ここからは基本的に昨年栽培したものです。初心者だからはもう言えません。

出荷が倍増しました。

正直嬉しかったです。

来年以降の注意点としては
・子ヅル、孫ヅルの誘引時に生長点が上を向くように(ツルがスムーズに上に伸びるようにする)
・定期的に葉欠きを(新芽に日が当たるように)
・追肥、灌水は適切な時期に
日々の管理の積み重ねが収量UPにつながることに気付かされました。来年も頑張るぞ。

ミニトマト(6月下旬~8月上旬出荷)
昨年と品種を変えました。粒は大きいのですが、味が落ちました。来年は昨年の品種に戻します。

今年は7月に雨が少なく、7月下旬と8月上旬にまとまった雨がありました。このため、乾湿の入れ替わりが激しく、これがミニトマトには良くなかったようです。8月に入ってから、裂果が増え、収量がガクンと落ちました。

また、収穫が遅れ気味でこれも裂果につながったと思います。

そんなこんなで昨年よりも収量が下がりました。昨年ほど手を掛けてないため、まあこんなもんかなと思います。

ナス(7月上旬~ 出荷中)
育苗から特に失敗もない(と思っていますが・・)のに、思ったほど収量が上がりません。畑の状態がいまいちではないかと思われます。

ナスは土壌に対してデリケートなんだな~と感じてます。

黒くつやのあるナスは出荷してて、良い気持ちになります。ナスは今後も頑張りたい一品です。
良い土を育てていくこと、難しいんでしょうけど、模索していきます。

ピーマン(7月中旬~ 出荷中)
キュウリ、ナス、オクラ何かに比べて、多少収穫が遅れてもいい品目、そんなふうに考えていたのがいけなかったようです。(キュウリ、ナス、オクラは一日収穫が遅れると出荷できない大きさになったり、硬くなったり、待ってくれないんです)

気がつけば株が弱って、収量がどんどん落ちて行きました。

加えて、8月下旬から、カメムシとタバコガに好き放題されてます。今年はそろそろ終わりですね。実を大きくする前の早めの収穫を心掛ければ、もっと出荷出来たと思います。来年は。

オクラ(7月下旬~ 出荷中)
今年は台風ハーゴンの接近と秋雨前線の停滞で、8月上旬と下旬に気温が下がり、冷たい雨が降りました。オクラはこの冷たい雨にとても弱いみたいで、この時花と小さい実がほとんど落ちました。そんなこんなで、収量は昨年の半分以下です。

これは仕方ないか・・

あと、昨年もそうだったんですが、7月下旬にキュウリ、ナス、ピーマン、ミニトマトと収穫作業が重なるため、オクラがあと廻しになりがちで収穫できず、結果、株を弱らせてしまいました。(この時期のオクラは背が低く、収穫がしんどいんです・・)

今年の反省を踏まえて、来年の夏作も頑張りたいものです。

2011年4月7日木曜日

4月7日(木) 小松菜・キュウリ受難

今日はリーフレタスとジャガイモ(自家用)の定植を行いました。ジャガイモは3月半ばが定植の適期ですが、またもや遅れてしまいました。

今週から小松菜の出荷が始まりました。2月の上旬にハウス内に播種したもので無事に育ってくれたと思っていました。
が、いざ収穫が始まってみるとアブラムシと芯を食べる変な虫が。7割程度出荷できません。

アブラムシ これは被害の軽い方です
葉にびっしり付いてるのは気持ち悪いので
載せませんでした



ぬくぬくと育った変な虫

夏野菜の種まきはミニトマト、ナス、ピーマンを終え、先日キュウリを播きました。去年やったとおりに行い、なんの問題もない・・はずでしたが、次の日見ると、播いたところに穴が。
?空気が抜けたのかなと思っていましたが、そのまた次の日原因がはっきりしました。
ねずみです。

食べ散らかされたキュウリの種

ネズミのえさ場と化した育苗箱です
無駄なく穴を掘ってます。見事。

キュウリの種は350粒入り一袋が約5,000円です。ほぼ全滅したので、買い直しです。もっと他に食べるのあるだろうに・・

新年度明けたのになかなか幸先悪いですね。

明日は水菜の定植、ミニトマトの鉢上げ作業を行う予定です。

2011年4月4日月曜日

4月3日(日) 農業始めて一年経ちました あと、放射能について

こちらに来て一年が過ぎました。

長かったような、あっという間だったような。
一年目の反省点を活かしながら良い一年にしたいと思っています。

今日の作業は大根とキュウリの種播きでした。

ジャガイモも植えようと思いましたが、畝作りが上手にできなくて明日以降に持ち越しです。
(ジャガイモのみ就農後に作付する畑に定植するため、畝の作り方とかを同じ集落の方にチェックされるかもしれません。適当にやってると「あいつには畑を貸せん」てなりそうで・・・ 気にし過ぎかな)


ブログを更新してない期間に大震災と放射性物質による汚染の問題がありました。
被災地の方には心よりお見舞い申し上げます。

わが家も停電・断水はあったものの幸い家族、野菜ともに被害は無く
震災前の生活を取り戻しつつあります。

放射性物質による汚染については、
今育てている、もしくは今後育てる野菜が摂食者の健康を損う恐れがある問題と
茨城産の野菜に対する風評被害の問題が生じました。

幸い今のところほうれん草、かき菜等を除いて基準値を超えるものは無いようです。
現在、畑にこれらは有りませんので、とりあえず安心です。

ところが、有機農業を選んだ理由として、
農薬による悪影響を減らしたいということもあるため、
放射性物質の値が基準値以下だからと言って出荷して良いのかというジレンマが生じてしまいます。

だけど、正直言って今畑にあるものを全て廃棄するほどの余裕なんてないんです。
各種放射性物質の測定検査の結果を心の支えに出荷・生産を粛々と続けます。

風評被害についてはやむを得ないと思っています。
消費者の皆さんのご判断に任せるしかありません。

ただ、人のうわさも75日です。
私自身としても実際75日くらいたてば騒動も治まるのではないかと多少楽観的に構えています。

一農家(研修生の身ですが)として出来ることは、騒動に負けずにいつも通り野菜を作り育てることだと考えています。

2011年2月23日水曜日

2月22日(火) ネギ、小松菜播種

今日はにゃんにゃんにゃんで猫の日だったみたいですね。にゃんにゃんにゃん・・

ネギと小松菜の播種を行いました。
ネギはセルトレイ7枚分を嫁さんが播種しました。嫁さんはセルトレイに播種するときに一列分忘れたりします。発芽後に全く芽の出てない列が不自然にあるので、その時にショックを受けることになります。今回は大丈夫だろうか。

無事に育てば10月に出荷の予定分です。ちなみに今日播いた小松菜は4月中には出荷の予定です。こう考えるとネギは長いですね。

また、今日播種したネギはナス・トマトやキュウリの株元にも植える予定です。
立ち枯れ病を防ぐとかセンチュウが来ないとか、コンパニオンプランツとして有用みたいなんで。
(ただ去年もミニトマトとキュウリの株元にネギを植えたんですが、別に植えたところと植えてないところで違いは見られませんでした。御守りみたいなもんです)

明日は地主さんに挨拶、ボカシの切り返しを行う予定です。時間があればリーフレタスの定植準備を。

2011年2月17日木曜日

2月17日(木) お手伝い(ミニトマト、ネギ播種)

今日はS先生のお手伝いでミニトマトとネギの播種を行いました。

ミニトマトは育苗箱に80粒で播き筋をつけたところに播種し、覆土を厚めに、
ネギは200のセルトレイに2~3粒播きで覆土を薄めにとのことでした。

育苗の管理については
ミニトマトは播種後温床マットで20℃で管理し、発芽後温度を下げ、
ネギは発芽まではとにかく乾燥に注意することが重要とのことです。

ミニトマトとネギは今年出荷する予定なので、今日教わったことを反芻しながら適切に播種・育苗したいものです。

また、お手伝いが終わったあとに私の畑に来ていただき、春作の準備の状況等を見てもらいました。
全体的に雑草や秋作の残渣が多く、直播する小松菜や人参・大根の生育が厳しいだろうとの指摘を受けました。最低でも1月末には畑をきれいにしておき、作物がストレスなく育つ状況を作っておく必要があるとのことです。やっちまったか・・

間に合わないものは仕方が無いから来年の改善点としておいて、出来るだけやってみます。

とりあえず明日はリーフレタスの定植です。気を取り直して。

2011年2月16日水曜日

2月16日(水) リーフレタス定植 の準備

リーフレタスの定植に向けて黒マルチとトンネルを張る作業を行いました。

トンネル張りはS先生のところで何度かお手伝いをしたので、
要領も分かり効率も上がった気がします。

トンネルを一人で張る時は畝の上を飛び越える動作が必要になります。
S先生はこれをひょいひょいやっていたので自分も身軽に行けるもんだと錯覚していましたが、
・・・どうも体が重たいみたいです。

今日から嫁さんが畑に復帰したので、結局2人でトンネルを張りました。
華麗に畝を飛び越える日は遠そうです。

明日はS先生のお手伝いです。

2011年2月15日火曜日

2月15日(火) 雪に悩まされた一週間

先週はぽちぽち雪が降って作業があまり進みませんでした。

雪は一度降るとしばらく畑に残るので、予定が本当に狂います。
九州出身なので、雪をみると何となくうれしくなるんですけど・・

しばらくは勘弁してほしいです。

また現在露地のホウレンソウを出荷しているのですが、これも雪(降水)があると泥だらけにされてしまいます。今の時期はホウレンソウが地表付近で、でろんと広がっているので、泥が付き放題です。
収穫もやりにくいし、苦労して袋詰めしても泥だらけで見た目悪いしでなにもいいことがありません。
この一年農作業を経験した中で、降水の後のホウレンソウの収穫作業はやりたくないことワースト3に入ります。(他の2つは何だろうかと考えてみましたが、思い浮かびません。何かあったっけ?)

明日は晴れるみたいなので、リーフレタスの定植を行う予定です。

2011年2月8日火曜日

2月8日(火) 畑がやっと片付きました

先日剥がれなかったマルチを何とか片付けました。

最終的にはスコップを使ってマルチの裾の部分を掘り起こしながらの作業でした。なかなかはがれないマルチを剥ぐには、今のところこれが最も効率的な気がします。(そもそもマルチを張る段階で、剥ぐときのことも考えとけば良いんですが・・・)

これで何とか明日は春作の肥料を畑に撒くことができそうです。

2011年2月7日月曜日

2月7日(月) マルチがはがれない

先日は所要があって埼玉に出かけてました。

地図を持たずに行ったため、帰りはなぜか宇都宮に到着。
どこで間違ったんだろ。疲れた・・・

今日は夏にキュウリを作付けていた場所のマルチを剥ぐ作業を行いました。
これがマルチの裾をしっかり土に埋めててたため、なかなか剥がれません。
おまけに土が硬くて余計に時間がかかります。

結局今日予定してた作業は完了せず、明日に持ち越しです。
今週は畑に肥料を撒いて、リーフレタスの定植をして、水菜とリーフレタスと小松菜の種まきして、ボカシ肥を作って、落ち葉を集めたいんですが、どこまで終わるんだろ?

2011年2月6日日曜日

2月5日(土) 春作に向けて

いや、まだ頑張ってますよ~

12月と1月は収穫・出荷作業のほか、畑探しや夏作の片づけを行う毎日でした。

聞いてはいたけど、ほんとに寒さが厳しいんですね。
年が明けてからは毎朝土が凍っている状態で、融けるのを待たないと収穫もままならない状況です。

そんな状況なので、早起きしなくても良いんじゃないか、と言う甘い考えについついつられてしまい、ちょこっとのんびりしてたりしました。

でもそんな生活も先週までで、今週からは春作に向けて種まきなどの準備が始まり、忙しくなってきてます。ギアを入れ替えてがんばるぞ~

・・なんですけど、
ただ今嫁さん、息子、娘がインフルエンザで静養中だったりします。ぐはっ