8月16日からブログの更新をしてませんでした。不定期更新で申し訳ないです。
とりあえず9月になりました。最後の更新からの大きな出来事と言えば、
なんといっても・・
干ばつです。
近頃雨が一滴も降りません。最後に降ったのは8月12日で、20日程度雨が無いことになります。雨が降らないことによる影響として、以下の3点が生じています。
①秋作に最初からつまづく
②夏作物の体力消耗
③いろんな虫の増加
①秋作に最初からつまづく
まず、8月上旬に播いたニンジンの発芽が良くありません。周りでは全滅したという話も聞いたりします。ひどいです。
また、先日リーフレタスを定植しましたが、これも3割程度枯死しています。
秋作の作付計画自体も狂ってしまいました。ダイコン、カブの播種を、9月上旬に予定していましたが、土に水が無い状態では、延期せざるを得ません。
秋作はいろんな作物をほぼ毎週出荷する計画にしており、何かの作物の播種時期(出荷時期)がずれると、他の作物の出荷時期を再調整する必要が生じます。幸先悪いですね。
②夏作物の体力消耗
今出荷しているのはナス、ピーマン、オクラです。
このうち、ピーマン、オクラが日に日に衰えています。水不足が原因ではないかと推察してます。
ピーマンは赤変が著しいです。実も太りません。オクラは落花が多くなり、実が付かなくなりました。
水不足が原因か科学的な根拠があるわけではないですが、周囲の人に相談すると水不足が原因ではという意見が多数です。水不足なんです。きっと。
なお、ナスは灌水しているため、水不足の影響は見られません。元気です。が・・虫に・・
というわけで、
③いろんな虫の増加
ヨトウムシ、タバコガ、カメムシがナス、ピーマン、オクラに好き放題しています。こう書いてて思いだすだけで、いまいましいです。
特にヨトウムシは、夏から秋にかけて高温で少雨の場合に多く発生するとのこと。条件ばっちりです。
ピーマンは赤変とこれらの虫による被害のため、もはや出荷できる状態ではありません。ナスも虫による被害が拡大しており、時間の問題です。オクラはナス、ピーマンほどひどくはありませんが、確実に被害が拡大してます。
また、本来なら、いまごろエダマメを出荷しているはずでした。が、エダマメの葉っぱを全部、全て、ヨトウムシがきれいさっぱり食べました。全滅です。出荷一週間前の出来事でした。
(エダマメには虫除けのネットを掛けていました。ネット越しにヨトウガがエダマメの葉に卵をうみつけ、ネット内でふ化したようです。ちなみに一晩で食べつくしてました)
育てた野菜たちが虫達にやられていく姿を見ると、殺虫剤使っちゃうぞ?という思いに駆られたりします。(もちろん使いませんが)
有機農業では虫と正面から向き合うことが重要だと考えています。今年の経験を活かして、来年以降虫害を減らしていきたいです。
干ばつと猛暑で厳しい8月でした。
しかし、毎週のように助っ人が来てくれたり、生協のもぎとり体験も多く、にぎやかな月でもありました。
オクラの収穫を手伝ってくれたものの、3、4本とっただけで顔中がかぶれて帰ったのは、私の友人です。すまんかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿